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銀牙伝説を読もう!ベン、クロスの愛、ハイエナの葛藤!決戦、赤カブト編!【銀牙part13】

銀牙伝説を読もう!ベン、クロスの愛、ハイエナの葛藤!決戦、赤カブト編!【銀牙part13】

”犬” と書いて “漢” と読める個性溢れる銀牙シリーズの読み方をご紹介!

こんにちは、Webメディア事業部のShinnojiです。今日の記事も前回の記事の続きですよ!「銀牙 ~The Last Wars~」!

今これを執筆している現在、突如現れた「なんとなくあのキャラの面影がある新キャラ」がふわふわしつつも、二子峠にて巨熊、赤カブトの血を引くモンスーン率いる熊たちに囲まれる絶体絶命の奥羽軍。

二代目奥羽の総大将・銀の命令を守り熊の包囲網を抜けた赤目を除くと、実力的にここでのナンバー1は黒虎武蔵でしょう。そして突如現れた新キャラのトンデモ能力からのモンスーンの渾身の一撃が某伝説級の奥羽の戦士に向け、放たれたところです、はい、ブチ切れ寸前の私です。

遂に赤カブト戦開始

さて晴れて1巻の発売に先駆け「THE LAST WARSと言うからには最低でも30巻はやって欲しい」など、色々な議論が既にWEB上でも飛び交う中(僕はやっぱり最後ということで、全てのキャラにドラマが欲しいので100巻ですかね(ry 何故かこの連載にも多少の需要があるということで、上記と同じですが、

「銀牙 ~THE LAST WARS~」をより楽しんでもらう為の「銀牙伝説シリーズの正しい読み方」を、まさにモンスーンの父である狂った巨熊、赤カブト編を中心に今日も解説していきたいと思います! それ以前の奥羽の戦士たちの物語を知りたい方は 「犬好き必見! “銀牙 ~The Last Wars~” 連載開始記念!銀牙伝説シリーズの読み方!【銀牙part1】」 からチェックしてみて下さい!

というわけで、前回、遂に奥羽山脈二子峠を目指し、奥羽軍と赤カブト軍による伝説の戦いの火蓋が切って落とされました。

そんな奥羽軍第一陣に赤目と共に “決死隊” となったスミスが重傷により涙の戦線脱落。代わりを北見の白狼が買って出ます、ここで銀たちに対するは宮城からの逃亡熊マダラ。その強さが折り紙つきなのは前回の記事で説明した通りです。

では前回の記事で言っていた通り、まずマダラとの戦闘の前にある「クロス、ベン、リキの葛藤」そして「裏切り者の司令官・スナイパーVSベンと臆病者のハイエナ」のドラマについて少し触れておきたいと思います。特に後者は「銀牙伝説WEED」にも重要なポイントとなってきますので、是非抑えていてもらいたい部分です。では行ってみましょう!

リキ、ベン、クロス、の葛藤と家族愛

こちらはこの連載が始まる序盤でもちょっと触れておりましたのでサクッと紹介します。まずは遂に突撃を開始した奥羽軍。それを見守る初代奥羽の総大将・リキと、第一班小隊長のベンですが、ここでベンが痺れを切らせて、

「ボス……、われらも行きましょう。部下に遅れを取っては、死んでいく者に申し訳が立ちません」

と、自分たちも戦場へ赴く旨を伝えます。しかしここでリキから予想外の言葉が返ってきます。

「おまえがいくことはならん……ここに残るが良い」
「貴様は掟を破った。妻をめとった貴様に、戦う資格はない」

ここでマジ(こんなの二度と見れないレベル)でビックリ顔のベン。「ボ、ボス! 何を言われます!?」と言うと、リキがギラッと視線でベンを射抜きます──ベンが振り返るとその視線の先には、クロス、そして二人の子供たちがいるのです。

子供たちは我先にとベンの足元で甘えます(この子たちは「銀牙」の中では名前もありませんが「銀牙伝説WEED」でちゃんと登場しますのご安心下さい)、もちろんクロスの目には大粒の涙。

ベンは「何故ボスに言ったのか」とクロスを問い詰めますが、クロスは女です。「子どもたちの未来の為にこうするしかないと思った」と泣きながら詫びます。それを見てサッと先陣の後を追い始める総大将リキ。ベンにこう伝えます。

「ベン……、お前の任務は終わった、里におりろ……クロスを、家族を大事にしろ」

と。そうです、決してベンが戦力外だからとかそういうのではなく、リキはベンとクロスが結ばれたのを知り、ベンの力が打倒赤カブトに欠かせないのは理解しつつも「せっかくできた家族を大切にして欲しい」という愛情からの言葉なのです。

ここでベンの言い分も聞かず、先の言葉を残し颯爽と走り去るリキ。ベンは当初、気が狂ったように暴れまわりながらも、徐々に元の冷静さを取り戻し、必至にクロスを説得しようとします。

クロスと同じく大粒の涙を流すベンの目的はリキや銀と共に赤カブトを討つことです。これは変わりません。

しかしベンが、クロスを愛していることもまた変わらないのです。それを察したからこそのリキの振る舞いでもあるのですが、同じ奥羽の戦士の中で唯一の女として、ここで強いのがクロスです。

気丈夫なクロス
「もういいっ、もういいわベン! あなたのそんな姿、見たくはない……」
「自分だけが幸せになろうなんて、とんでもないこと……、わたしがバカでした! いってください! あなたがいなくても、この子たちは立派に育ててみせます、いえ、育ててみせるわ~!」

「ここでこうしている間にも、仲間が傷つき倒れている!」というベンに向かってさらにクロスは、そういうベンの中にも愛を見つけ、全てを悟ったと言った表情で、

「もう何も言いません……行って下さい、銀の為に、仲間の為に、そして私の為に戦ってくれるあなたを私は止める術がありません」

なんて気丈夫な女でしょうか、擬人化したら確実に惚れてまうわレベルです。そこで、何も無鉄砲になるわけではないとベン。

「死にに行くのではないッ! 必ず生きて戻ってくる! 息子たちを頼んだぞ!」
子供たちに父の勇姿を見せるクロス

こうしてベンもリキの後を追いかける形を取り、死地に赴くことになるのです。

赤カブト編のサイドストーリー的に展開される、今まで漢探しの旅に出てから続いてきたクロスとベンの愛の物語です。そしてこの子犬たちは、ベンクロスはもちろんですが「闘将」「炎の将校」「奥羽の不動明王」ベンの子として、しっかり「銀牙伝説WEED」に登場します。

裏切り者の司令官・スナイパーVSベンと臆病者のハイエナ

ここでようやくリキの後を追い始めるベン。ですがここでベンに問題発生。何とここへ来てまた視界が歪み始めるのです。甲賀・伊賀忍犬争いでその目を患ったベンは、元の飼い主の元に戻り、人間に治療を受けていました(この時には四国へ渡り、武蔵ビル紅桜を仲間にしていきます)

獣医からは「慎重に治療をする必要がある」「ベンの年で再発すれば最悪失明する」と言われていました。もちろんじっくり時間をかけて治療に専念していれば治ったのかもしれません。

モスが知ってましたシリーズ

が、銀が四国へ、そしてモスが陸奥へ飛んでいることを命を懸けて伝えに来たクロスから聞き、「自分の仲間が危険に晒されている中、自分だけがここでこうしていて良いのか」と葛藤し、治療を途中で辞めて動物病院から脱走したツケがまわってきたのです。

ですが数秒すると何とかベンの視力は回復します。そう、これを繰り返して最終的には失明するのです、がベンは「あと一時もちこたえてくれ!」と神に祈りながらリキの向かった方角へ走っていきます。

ここで違和感に気づくベン。リキの向かう方角がおかしいのです。以前の記事で、二子峠の後ろは断崖絶壁になっており、だからこそ赤カブトは此処に「牙城」を築いたと説明しましたが、リキが向かう方角はまさにその断崖絶壁なのです。

そう、リキは先に赤カブトに単騎決戦を挑もうとしているのです。いくらリキでも無茶だと考えたベンは続いて断崖絶壁を飛ぼうと試みます。距離はなんと30メートル。普通に考えると追い風でもまず飛べないでしょうがそこはコミックなのでご愛嬌。

ですがここでベンは飛ぼうとする瞬間にまた視界がグラつき、谷底に落ちそうになってしまうのです。そしてこの目が見えない状態で崖にしがみつき、何とか這い上がろうとするベンの前に現れるのが、何と裏切り者の司令官・スナイパーなのです。

絶体絶命のベンを救うハイエナの勇気

そうなんですよ

悪の化身となったスナイパーは、ここで自分の声で「貴様、スナイパーか!?」と判断するベンに対して「もしかしてコイツ、目が視えてないのか?」と把握します。

ここで調子に乗ったスナイパーは、今のベンをただ崖から突き落とすのは簡単で、むしろこの時にそのまま転落させていればベンを葬れるにも関わらず「どうした? オレをやるなら今以上のチャンスはないぞ?」というベンに対して「その態度が気に喰わねぇんだよ!」と一度崖上に放り投げます。

哀れなスナイパー

そして目が視えない上に、元々ベンの上官でもあるスナイパーは決して弱くはありません。心が悪に染まっていようと、戦闘力だけで言えば自分と同等レベルの実力であることは確か。「命乞いをしてみろ!」とキレて襲いかかるスナイパーに抵抗できないベン。

このやりとりを一人、草むらから見ているキャラがいます。そう、それが今までご紹介してきたダメ男キャラで元々スナイパーのコバンザメだったハイエナです。

ですが、ハイエナベンとの漢探しの旅の中で、少しずつですが心が成長していたのです。ここではベンを助けたい気持ちは山々なのですが、相手はあのスナイパー。どう考えても勝てるはずもなく、見ているだけで恐怖心が募り動けないでいるのです。

ここでベンも覚悟を決めます。銀、クロスに後を託し、何と、目が視えないにも関わらずスナイパーに噛み付き「お前を道連れにするくらい容易いことだ」と、崖に向かって歩いて行くのです。

まさかのベンの反撃に焦るスナイパー。「オレを道連れに崖から転落するなら方向が逆だぞ」と煽ってみせますが「目が視えなくても風向きで谷の方角くらいわかる」と言うベンが本気なのを悟りここでハイエナも、

「ダメだベン! そんなやつの為に死んじゃいけねぇー!」

と飛び出して行くのですが時すでに遅し。「後は頼んだぞ!」と言いながらベンはスナイパーと死のダイブへ直行。

一生に一度くらい、男になってみろ!

ハイエナ

ここからハイエナの葛藤シーンです。スナイパーにずっと屈してきたダメ男が、ベンの命懸けの死のダイビングを見て漢に変わる瞬間です。多くの人が涙する「銀牙」の中でも名シーンのひとつではないでしょうか。作中にはこうあります、

「このベンの死のダイビングは一人の男に大きな正義感をもたらしていた。汚れきって荒みすぎているハイエナの心を洗い流す大粒の涙は偽りない、初めて他人の為に流す純粋な涙であった」

ここでハイエナは本当に純粋に涙を流せる漢になれたわけです、それもこれも今までの旅の仲間、そして今、自ら崖に身を投じたベンのおかげです。

後悔しながらも崖っぷちまで進むハイエナ。何とここで崖下からベンの咆哮が聞こえて来るのです。

この高さから落ちて助かるわけがないと思いますが、今は大嵐なので崖下の濁流の水嵩が増しているのです。そう、今からでもベンを助けに向かえば間に合う可能性があるのです、しかしベンを助けるには自分も崖から飛び降りないといけません。

ブルブルと恐怖ですくみあがるハイエナですが、ここで自分で葛藤する名シーン炸裂。

・ダメだ! 無理だ! オレに出来るワケがねぇ!
・何を言うか根性なしが! ベンは目が視えないんだ、今、ベンを助けられるのはお前しかいないんだぞ!
・ハイエナ、逃げるのか、この卑怯者が
・一生、卑怯者、臆病者の烙印を押されて生きていくことになるぞ
・一生に一度くらい……男になれ!
・それで死ぬなら本望じゃねぇか、男になってみろハイエナ!

ここでハイエナは「ウオオオオー!」と叫びながらベンを追って谷へ飛び込んでいきます。ここのハイエナの表情は素晴らしい描写です。是非絵で見てもらいたいですね。そして案の定、荒れ狂う川の中、スナイパー噛み付かれ大ピンチのベンの前に、

「助けに来たぞベン!」

と言って、あのハイエナがスナイパーに飛びかかっていきます。奇しくも「銀牙」内ではこのシーン、これ以降語られることはないのですが、真相は「銀牙伝説WEED」で明らかになりますので是非お楽しみに!

一方銀たちは

さてようやく赤カブトとの決戦へシーンは戻ります。甲斐三兄弟陸奥の四天王”決死隊” のおかげで、赤カブトの要塞である砦の熊たちは次々と倒されていきます。

マダラ登場

ここでもいつの間に覚えたのか、赤目の部下、霧風陣内と共に忍法(雷花剣と言う技)まで使って熊たちを追い詰める中、遂にマダラが戦線へ登場。

スミスの交代で ”決死隊” となった白狼が勇猛果敢に飛びかかっていきますが、やはり他の熊とはレベルが違い、”決死隊” が最初から自分達の目つぶしであることを理解しているマダラは、白狼を爪牙で捕まえますが、すんでのところで銀が白狼を救出。

ここから、先ほど紹介した、以前にも覚えておくと面白く読めると言った赤目の部下、霧風と陣内ももちろん、初戦である奥羽軍VSマダラでのドラマを次回はしっかり語っていきたいと思います!

それではまた次回! 奥羽山脈の二子峠で、犬と熊の、命を懸けた漢たちの戦いを語っていきたいと思います!

日本一危険な恋愛メディア運営の傍ら、Shinnojiという男自身が “日本一銀牙な男” を目指して、やらせていただきますので、よろしければ応援よろしくお願いいたします!

僕と銀牙トークがしたい方は「@shinnoji365」でフォローして「Shinnoji! 銀牙読んだよ!」と言ってくれれば、寝てなければ反応すると思います! 多分! Twitter上ではガンガン「銀牙 ~The Last Wars~」から話に入っていただいても構いませんw

次回も楽しみにしていただければ嬉しいです!

新着記事と笑いは鮮度が命や!

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