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銀牙伝説を読もう!ガチ泣き必至!紅桜の意思!決戦、赤カブト編!【銀牙part17】

銀牙伝説を読もう!ガチ泣き必至!紅桜の意思!決戦、赤カブト編!【銀牙part17】

”犬” と書いて “漢” と読める個性溢れる銀牙シリーズの読み方をご紹介!

こんにちは、Webメディア事業部のShinnojiです。今日の記事も前回の記事の続きですよ!「銀牙 ~The Last Wars~」!

今これを執筆している現在、ようやく「マジかよ系トンでも展開」から話の舞台が赤目山で修行をしている三代目奥羽の総大将ウィードの息子、リキの孫ですね)の子、シリウスオリオン、(ベラ)、リゲル達、若き次世代を担う戦士たちに奥羽での凄惨な急報が届きます。

命からがら、命懸けで急報を届けた彼。彼ですらここまで追いつめられるとは、往年の銀牙ファンもびっくりではないでしょうか、ですが高橋先生は、やはり孫世代を活躍させたいみたいですね、続きが読みたい私です。

この通称「銀牙伝説連載」は、犬漫画の巨匠、高橋よしひろ先生による「銀牙 ~THE LAST WARS~」をより楽しんでもらう為の「銀牙伝説シリーズの正しい読み方」を解説しています。 「読みたかったけど長すぎて歴史が分からない」そんな方は是非、銀牙伝説が今に至る、神話と呼ぶべき奥羽の戦士たちの物語をPart1からチェックしてみて下さいね。

さて、狂った巨熊、赤カブト「牙城」がそびえる奥羽山脈は双子峠を目指して、総大将のリキと、リーダーのベンが不在の中、主人公のによって、結束を固める奥羽軍。

一気に「牙城」目指して進軍を再開する奥羽軍ですが、このまま一気に赤カブトまで辿り着けるワケがございません。ここで奥羽軍の次の相手となるのが、赤目白狼スミス)が決死の思いで倒した強熊マダラに続く、岩手県からの逃亡熊。

通称、片腕のモサです。

片腕のモサ VS 紅桜

片腕のモサ

マダラの次に奥羽軍を待ち受け、戦闘に突入した強熊が片腕のモサですね。前回でモサは頭が切れることも説明しました。

指揮系統の混乱を狙い、最初から群れのリーダーがであると見抜くやいなや、以外の犬、ジョン赤目クラスでも問題にせず、どれだけ他の犬に噛みつかれても執拗にだけを狙ってきます。

何とかモサの爪牙をかわしながら「あの小屋にかけこむ! コイツをしばらく食い止めてくれ! オレに策がある!」と山小屋へ駆け込みました。ここで朗報が!ようやく奥羽の戦士の代表的存在、ベンがまさかの戦線復帰!

いきなり現れたベンも驚きます、しかしそんなことをしている間にもモサは怒涛の勢いで山小屋に近づいています。そして遂に、そんなモサの真正面に飛び出した一人の奥羽の戦士。それが何を隠そう「宇和島の海坊主」こと、伝説の闘犬・紅桜です。

紅桜の強さ、そして……

さて、それでは……皆さん、ティッシュとハンカチの準備はよろしいでしょうか。

「バカなよせっ! いかなお主でもまともに正面から当たってコイツは倒せん!!」

紅桜の行動に赤目ですらびっくりして止めに入るレベルです。ですが頑として引かない老兵、紅桜が策を実行するまでの時間を稼ぐ為、片腕のモサに向かって単騎で突貫していきます!

紅桜_登場_02

思えば銀がウィルソンを連れて最初に紅桜と出会った時もそうです。紅桜は牛と戦っていたのです(闘牛)ここで紅桜張り手を一発お見舞いしています。

紅桜からすれば相手が牛から熊に変わっただけのこと! ここで襲いかかる片腕のモサ紅桜の戦闘シーンは圧巻の一言。とてつもないタイミングの見切りでモサの爪牙を掻い潜り、

紅桜_登場_01
「地獄の門はオレとともに潜り抜けようぞ! のうモサ!」

と言いながら見事、懐に飛び込み、モサの喉笛を食い千切り、モサ紅桜の前に倒れます。年齢の差など微塵も感じさせない戦いぶり。これには赤目ジョン、白狼の他、奥羽の戦士たちも紅桜の強さに圧倒されます。

既に強さだけで言えばトップクラスのジョンですら紅桜に対するこのような描写が入っています。

抱かれたい犬ランキング1位 ジョン
・すげぇ……さすが元闘犬界の横綱。ものすごい牙の切れ味だ

しかしここからが「片腕のモサ戦」の本当の始まりです。まさにデッドヒートという言葉がそのまま当てはまるんじゃないでしょうか。

ここでモスが「凄いぞ紅桜! お主の実力、改めて見なおしたぜー!」と言いながら、既に倒れているモサの横を通り、駆け寄ろうとするのですが、実はまだモサはダメージを負って倒れこんだだけで、死んではいなかったのです。

モスあぶない! ヤツはまだ死んではいない!」そう叫ぶも、時既に遅し。機を狙っていたモサはここぞとばかりにモスを標的に。そして次の瞬間──モスをかばい、頭にモサの爪牙四本が深々と突き刺り、血まみれになりながらも眼光だけはモサに向ける紅桜の姿が──。
赤目

紅桜―!!」と柄にもなく赤目が大声を張り上げます、それ程の状況なのです。ここで紅桜という相手を倒したモサは他の犬には目もくれず、遂にのいる山小屋へ。そして、息はあるものの、もろにモサの一撃を喰らってしまった頭部の傷口からのおびただしい出血により、地に伏す紅桜──。ここもしっかり高橋先生による注釈が入っています。

片腕のモサは他の犬など眼中にない。紅桜をあっさりと跳ね除け、すぐさま、銀のいる山小屋に向かう──ボス・赤カブトのモサへの司令は、敵の小隊長を殺れとの命令である

! 行ったぞ! モサが行ったぞ気をつけろ!」という声と同時、正面から山小屋に突撃してくるモサ。しかしそんなモサを銀ではない新たな眼光が貫きます。もちろん、相手はベンです。

闘将ベンの参戦に奮い立つ奥羽軍!

ベン_名言_01

山小屋の壁をぶち破り、銀を探すモサの視界に飛び込んできたベンに驚き、今度はモサが動けず、釘付けとなります。

・凶暴極まりないモサの動きが止まった……それは新たな殺気がモサの全身を貫いたからだ。モサの放つ眼光の焦点にベンがいた──ボス・リキが絶対なる信頼をおくベンの眼光がモサに突き刺さっていた
・過去に幾度となく死闘を演じた両雄は互いの力をよく知っていた──何より気力・智力ではモサよりベンの方が勝っているということも

「久しぶりだなモサ! しかし再会の今日がお前の命日だ」と告げるベン。しかしは「うかつに近づいてはいけない!」と止めようとします。しかしここでに対して、新たなベンの名言が炸裂。

「戦士たるもの、敵の前ではいかなる場合においても弱気を見せてはならぬ!例え死に直面しても不動の姿勢を崩してはならん! 己の気力の弱りが生死の境目となる!」

そしてモサを牽制するベンから「言っていた策をやってみろ」と言われ、ようやく当初の目的に立ち返る。すぐに辺りを見まわし、その道具を見つけるや「こいつだ!」と口にくわえます。それはなんとザイルです。登山用の網のことです。

ここでモサも痺れを切らせて遂に山小屋に入り(半壊させ)襲いかかってきます。モサの攻撃を神業的なスピードでかわしながら、ザイルで縛り、がんじがらめにしていくのです。のやろうとしていることに気づいたベン「この山小屋の裏は沼だ! 沼に誘い出すぞ!」と加勢に入ります。

片腕のモサ戦だけはベン紅桜


紅桜

さて、ここからは涙なしでは読めません。スミスの時とは比較にならないほどの瀕死の重傷を負いながらも、立ち上がる紅桜

モスが「すまん紅桜! ワシの為に!」と言いながら救護班である陸奥の四天王を呼びつけ退陣させるよう促します。ここで「ワシに触るな、ヤツを追え」と言う紅桜「バカを言うな! その体で何ができる!?」と四天王を代表して如月

「やかましい! ワシに触るんじゃねぇ! 首根っこをへし折るぞ!」と怒気を含む紅桜に圧倒され、止める者(止められる者)がおらず、一歩一歩、血だるまの状態でも紅桜は歩み一人の奥羽の戦士とドンとぶつかります、ジョンです。

・「やめろ……やめてくれ紅……お主にはまだ死んでほしくない」

口を開けば牙が出るジョンにここまで言わせる紅桜。

この後、ベンの加入が奥羽軍全軍に伝わります。「皆! 元気を出せ! ベンが来てくれたぞ!」「もうモサなんざ目じゃねぇぜ!」と言いながら、甲斐三兄弟白狼も山小屋に入っていきます。

しかしベンの加入以上に、牛歩ながらその後を追う、決して忘れてはならない勇者が一人、漢、紅桜

せめてこれから生きる若者たちの為に

紅桜_名シーン_01

ここで流石にザイルベンと銀が縛り付け、甲斐三兄弟を筆頭に ”決死隊”モサに跳びかかっていくのですが、モサが暴れ始めるとベンですらふっ飛ばされてしまいます。そしてなんとそのモサの大暴れっぷりに山小屋自体が崩壊し、ベンと銀が大きな柱の下敷きになってしまい、身動きがとれなくなってしまうのです。

しかし当初の目的通りザイルで縛り付けながら山小屋の裏の沼まで、犬たちは、片腕のモサを追い詰めます。

ですがベンもいない中、仕方なく包囲するにとどまる奥羽軍。このままでは戦線膠着状態です。ここでようやく現場に追いつく紅桜

血まみれの紅桜に向かい「やめろ! ここにとどまれ紅桜! 言うことが聞けんなら力づくでも止めるしかない!」という如月に向かって「どけーッ! いっぱしの口を聞くんじゃねェーッ!」と言いながら如月を張り手だけでぶっ飛ばします。

よく勘違いされる方がおりますが、決して如月が弱いワケではありません。むしろ如月は、陸奥の四天王編でマスチフ犬のテリーとの一騎討ちに勝っています。しかしこうなのです。相手が紅桜というだけで如月すらぶっ飛ばされるレベルなのです。

ここでまたドンと紅桜の体を支える戦士が一人、モスです。並々ならぬ戦士たちが止めに入る様が描かれており、紅桜がいかに強者の中の強者たちから尊敬される偉大な戦士かが解ります。

・「血迷うな紅桜……お主ほどの男が情けないぞ。そんなに闘いたけりゃあこのオレを噛み殺してから行くが良い」
・「案ずるなモス! 血迷うほどオレの体に血は残っておらん……」

ベンがいない中「どけ、みんな! こやつはオレに任せろ」紅桜。最早、顔面血まみれです。

・「モス! オレに構わず銀(とベン)を救い出せ!あの柱を取り除けるのはお主をおいて他にいない!」

血まみれになりながらもようやく片腕のモサと再度対峙する紅桜
ここからは彼の名言の連発です。文字だけではピンとこない方もいるかもしれません、そんな方は、是非、実際に漫画で読んでみて下さい! 「片腕のモサ戦」最高のシーンです。

紅桜_名シーン_02
・「我ら年老いた命など先が見えている。それよりこの血が一滴も残らず我が身から無くなる前に!」
・「死ぬ前に、せめてこれから生きる若者たちの為に!」
・「道しるべをつけてやるのが、我ら老兵の使命よ!!」

と叫びながら再度、片腕のモサに突撃していきます。
最強の闘犬として最期の力を振り絞り、次世代を生きる若者たちの為に、自分が礎となり、モサの懐に飛び込み、ザイル(紐)をくわえると一気に引っ張り、モサ共々、一緒に沼に落ちていくのです。高橋先生もさすがの注釈。

紅桜_名シーン_03
・戦闘力において百戦錬磨の紅桜を上回る犬はこの世に存在しないだろう、そのパワーと精神力は銀やベンはもちろん、ボスのリキ以上かもしれない。猛牛を一撃で倒すこの男はただの闘犬ではない。今の紅桜は自然を自在に使いこなす野生もそなえている。落下の反動で沼の奥底までモサを引きずり込んだ紅桜には確固たる勝算があった

強すぎます。そりゃ相手が熊でも関係ありません。如月なんて吹っ飛ぶレベルで済んでるだけマシです。モサと水中に飛び込み、沼底の木にザイルを巻きつける紅桜

しかしここで唯一の誤算。あと一歩というところで、自分の脚まで絡まって抜け出せなくなってしまうのです。

紅桜モサを窒息死させる為に沼に引きずり込みましたが、自分の命という大きな代償を払うことになってしまったのです。

ここでモスのおかげで倒壊した山小屋を脱出したベン。他の犬が「どっちも浮かび上がってこない! どうなってるんだ!」と混乱する中「どけー!」とベンがようやく現場に登場。沼の中央の辺りでゴボゴボと水泡が挙がっています。モサが足掻いているのです。

一瞬で察した紅桜ァー!」と叫びながら一目散に沼に飛び込んで行きます。「水に潜れるヤツ、ついて来い!」ジョン赤目甲斐(黒虎)らも続きます。

ここでモサはまだ生きておりモゴモゴと暴れていますが、もはやモサにはそれが精一杯です。を先頭に、ザイルを辿った先には紅桜の姿が。未だ頭部から出血していますが、水中なので顔もしっかり見えます。ここで涙の別れのシーンです。

すぐに水上へ運ぼうと近づくたちですが、も、ジョンも、赤目も近づけようとせず、紅桜は動こうとしません。そしてようやくジョンが、ザイルに紅桜の脚が絡まっていることに気づきます。

紅桜、最期の張り手と言葉!

紅桜と銀

甲斐や他のキャラが「ダメだ、息が持たない、水は苦手だ……」と浮上していく中、「オレはいかねぇぞ! オレは例え脚を食いちぎってでも連れて行ってやる!」と感情的になります。

「銀牙伝説WEED」から登場するは、それこそリキの威厳を受け継ぐ威風堂々とした奥羽の総大将そのものですが、この時点ではまだ幼さの残る幼犬、このように喚き立てる時代もあったのです。

そしてとの別れとして、最期に紅桜は言います。(水中ですが伝わっているという設定です)

紅桜_名シーン_07
・「お主らの礎となって死ねるのだ。笑って大往生してやるぜ!」
・「さらばだ銀! 立派な男になれよ!」

そう言いながら、出会った時と同じように張り手で銀を突き飛ばすのです。この張り手ですらを一時失神させたと注釈が入っています。

紅桜ここに逝く、残る水面に大輪の華

紅桜がモサを仕留めたぞ!」と最初に浮上したジョンが言います。ベンモスが「で、紅桜はどうした!?」と聞くと、あのジョンが黙り込みます。

も見当たらない! どうした!?」と拍車をかけると同時「うるせぇー! そんなに水中での様子が知りたきゃ、てめぇらで確認しろ!」とキレるジョン。これにはさすがのベンも驚きを隠せません。

「さあ見るがいい、紅桜の最期を! あんなヤツ……あんなバカなヤツ、オレは今まで見たこともねぇ……」

(この当時)一番戦うことしか頭になさそうなジョンが全身を震わせながら大粒の涙を流します。それだけで周りの戦士たちも紅桜という戦士の存在がいかほどのものか理解します。そしてその紅桜が本懐を遂げたことも。

遅れてが半分窒息しながら浮上してきます。は盟友であるジョンに問います。

ジョン、オレは……どうすれば良い。紅桜を救い出すことができなかった」
「何も言うな、オレだって同じよ。しかしオレたちに悔いが残れば死んだヤツも浮かばれはしない」
紅桜_名シーン_04

そう諭しながらジョンは銀に沼の水面を見るように促し「見ろ! あの華を!! 桜だ! 紅桜の血桜の大輪を!」と。そしてようやく他の戦士にもそれが伝わります。紅桜の血が、水面に広がり、紅の桜を描くのです。ベン、銀を筆頭に、すべての奥羽の戦士たちがその壮絶な最期に涙。

紅桜は、次の世代を生きる若者の為に、水面に大輪の華を咲かせて、その生涯を閉じるのです。
桜吹雪と紅桜

これが「赤カブト戦」より「片腕のモサ戦」の方が好きという人がいる理由です。ベンの復帰もありますが、9割の方は「紅桜の壮絶過ぎる死に様」でしょう。

ちなにみ文庫版ではここで水面に涙するシーンで話が終わる次のページの余白に、桜吹雪の中を歩む紅桜のカットがあります。涙で前が見えませんが。

打倒赤カブト! 数多の強者の数多のドラマ! それが銀牙伝説!

というわけで、僕なりに紅桜の最期を熱く語らせていただきました。この後で待ってる仕事のタスク? シラネーヨw 現在の「銀牙 ~The Last Wars~」に直接、紅桜は出てきませんが「銀牙伝説WEED」には、実はチラッと出てきますよ~(ネタバレですがホントちょっとだけなので忘れてる方もいるのでは?w)

さて、血沸き肉踊る、涙なしでは読めない熱い漢のドラマを、次回からも綴っていきたいと思います。それではまた次回! 奥羽山脈の二子峠で、犬と熊の、命を懸けた漢たちの戦いを語っていきたいと思います!

日本一危険な恋愛メディア運営の傍ら、Shinnojiという男自身が “日本一銀牙な男” を目指して、やらせていただきますので、よろしければ応援よろしくお願いいたします!

僕と銀牙トークがしたい方は「@shinnoji365」でフォローして「Shinnoji! 銀牙読んだよ!」と言ってくれれば、寝てなければ反応すると思います! 多分! Twitter上ではガンガン「銀牙 ~The Last Wars~」から話に入っていただいても構いませんw

次回も楽しみにしていただければ嬉しいです!

新着記事と笑いは鮮度が命や!

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