
どうも”パンクス”徳田です。
今日はちょっと真面目な記事を書いてみました……
そのせいかまた社員に「理不尽なオーダー」を出してしまいそうになっている今日この頃です。
さて、いよいよマイナンバーの配布が開始されましたが、もう既にお手元に届いている方もいるのではないでしょうか?
マイナンバー制度に関しては、賛否両論いろいろな問題点や便利になるところなどあるようなのですが、手元に届いてから「なんやこれ?」って事にならないように、基本的な事を調べてみました。
知らぬ間にマイナンバーの配布が開始されました
配布されるのはマイナンバーの「通知カード」というものらしいのですが、これに個人番号(マイナンバー)が記載されています。
マイナンバーは住民票の住所(平成27年10月5日時点の住所)に世帯ごとにまとめて郵便局の簡易書留で送られてきます、配偶者やお子さんの分も一緒に送られてくるらしいです。
マイナンバーの通知カードは転送されないらしいですので、最近引越した方などは要注意ですね!
全国約5,600世帯に配布されるわけですから、郵便局も今「てんやわんや」の大騒ぎになってるんじゃないでしょうか?
「簡易書留」ですので不在の場合は受けとれませんよね、どれぐらいが再配達されることになるのでしょう……結構受けとれない人とか出るんじゃないでしょうか?受けとれなかった人は住民票のある市区町村の役所で3カ月間保管されるらしいので、身分証を持って取りに行って下さいね。
「通知カード」と「個人番号カード」の違いってなーんーでーすーか?

通知カード
通知カードは紙製で、顔写真が入っていないので身分証明証としては使用できません、ほぼ自分のマイナンバーが何番なのか確認するためのカードになります。また、個人番号カードを申請した際の受け取り時に通知カードと交換となるようですので、個人番号カードを申請したからと言って捨てたりしないで下さい。
個人番号カード
プラスチック製で別途申請して公布してもらう必要があります。「通知カード」配布時に「個人番号カード」の申請書と返信用の封筒が同封されているので、これを使って申請するか、スマートフォンからもWEB申請ができるようです。
参考:内閣官房ホームページ よくある質問(FQA)ページ
申請には費用はいらないようですが、再発行する場合には1,000円程かかるようです。
身分証明として利用できます。またICチップに電子証明書が搭載されていて、確定申告(e-Tax)等の電子申請が行えます。その他、図書館利用証や印鑑登録証等として使用できるようです。
自分で確定申告をしている個人事業主の方などは必要になってくるかもですね。
マイナンバーはどこで使用されちゃうのでしょうか?
マイナンバーは社会保障や税、災害対策等法律で定められている行政の手続きで使用します。
マイナンバーが使用できるのは平成28年の1月からです。
1.社会保障制度
年金、雇用保険、医療保険の給付等にはマイナンバーが必要となってきます、また職探しでハローワークに行った場合にも必要になってきます。その他 福祉分野やいろいろ問題になっている生活保護の給付にもマイナンバーは必要です。
2.税
確定申告を行っている方はもちろん、会社員の方や派遣や契約社員、アルバイト・パート、日雇いの労働者の方々なども雇用先の企業にマイナンバーを届け出なければいけなくなります。これは企業側が源泉徴収や社会保険や厚生年金、雇用保険の手続きで従業員のマイナンバーを取り扱う必要があるからです。
※企業としてはこれによってセキュリティや給与や会計システム改修、社内の規約作りなどなどやっておかなければいけない事が山済みです。
3.災害対策
これは起こらなければそれに越したことは無いのですが、災害時の支援金の給付や被害者台帳など作成時にマイナンバーが使用されます。4.その他こんなときにも……
・児童手当の現況届の時にも提示が必要。・厚生年金の裁定請求の時に年金事務所に提示が必要。
・証券会社や保険会社にもマイナンバーのを提示し法定調書等に記載する必要があります。
マイナンバーのメリットとデメリットと大デメリット
今後、個人の様々な情報がマイナンバーによって紐付けされ、管理されていくことになります。
個人情報の一元化により行政の事務手続きなどが簡素化されたり、扶養控除や生活保護などの不正受給の問題が適正化され本当に必要な人に適正に支払われるなど、当然メリットも多くあるのでしょうが、今巷ではマイナンバー制度のデメリットや危険性の問題が多く取り上げられてしまっているのは、なかなか一般の人たちまで詳しく説明がされてなく、「こんなん急に言われても」って思ってる人がたくさんいるからでしょうね。
その中でも一番のデメリットといわれてるのが、その情報が流出してしまうかもしれない危険性に関してでわないでしょうか。
個人情報に関しては、ちょっと前にあった「基礎年金番号」事件のような個人の情報が流出してしまう危険性が付いて回ります。
マイナンバーに関してはこれからいろいろな個人情報の管理に使用されていく予定になっています、例えば銀行の預金口座にもマイナンバーの適用が義務付けされる予定になっています。
こうなると年金番号の流出とは違う2次被害等、被害が拡大して行くのではないかと恐くなってしまいますね。
それとこれも既にニュースで騒がれていますが「マイナンバー詐欺」です。
これも一般の人たちに説明が浸透していれば、こんなに引っかからないって感じの事なんじゃないかなと思ってしまいますが、人のマイナンバーを聞き出しておいて犯罪に使用したり、「なりすまし詐欺」で他人の資産や税金の還付金などをだまし取るなど、いろいろな手口で悪用されてしまうので、個人で「マイナンバー詐欺」にはしっかり対策を取っておく必要がありますね。
自分でしなきゃ誰がしてくれる……マイナンバーのセキュリティ対策
基本的にマイナンバーは行政や働いている企業以外にむやみに提示しない事が一番のセキュリティかもしれません。
多分今からメールや電話、また家に訪問してきてマイナンバーの提示を求めてくる輩が出てくると思いますが、そんなのは「全部無視!!」しましょう。
こんな場面でも……

「おめでとうございます!○○の懸賞が当たりました!!マイナンバーをどうぞ!→」
とマイナンバーの入力を求めてきても「全部無視!!」



「ちょっといいですか?」「あなたのマイナンバーが必要です」
とマイナンバーの提示を求めてきても「全部無視!!」
最後は少しふざけてしまいましたが……。
マイナンバーはこれからなくてはならないものになっていくと思いますので、うまく付き合っていくことを考えないといけませんね。
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