
香茶を制作するにあたって
まず最初に、若い世代の女の子に受け入れてもらえるようなデザインが必要と考えて、参考に他のタピオカ専門店や、台湾茶を扱うサイトなどを調べて資料から集めてみることにしました。
資料を集めた中で、台湾ではティースタンドの文化があって、ファーストフードのような立場を確立しているようでした。
本場での立場のように、より身近なものとして取り入れてもらえる雰囲気も重要なポイントとして意識したデザインを行っています。
■行列に並ぶと閃くかも?
アイデア探しに行った先のお店では、専門店だけあって今まで飲んできた紅茶より鮮明で特徴的な香りがしました。
はっきりと飲んだ事がない香りのミルクティーだったので、中国や台湾のお茶は奥が深いのだと実感するとともに、茶葉の良さをもっと身近に感じるための商品をデザインとして落とし込むべきだと感じました。
■ティースタンドとしても
タピオカの専門店ではないため、ティースタンドとしての認識も持ってもらう必要がありました。
台湾のティースタンドでは、伝統的なゆっくりとしたお茶の飲み方とは違うものの、特徴としてはとても香り高く、味とのバランスを大切にしているようです。
そこで、ギャラリーとしてお茶単体の写真も取り入れたり、一番最初に見える商品にもミルクティーを取り入れました。メニューページでも表示順を大切にして、最初に見える商品はストレートティーとしています。
■スマホでの見栄えを重視
若い世代のサイトアクセス方法は、PCよりスマホの方が多いケースがほとんどなので、「スマホで見られる・使われる」ということを重視して考えることが必要になってきます。
従来であればPCでの見栄えを重視しますが、若い世代に対して成果の出るWebサイトを制作するために、スマホサイトから設計を行いました。
■こだわりを想像
文章は最低限に留めて全体のイメージを重視することで、こだわりの想像を膨らませてもらうために茶葉や黒蜜などの写真をコンテンツ内に大きくあしらいました。
次に中国や台湾のような雰囲気もテイストとして取り入れ、ミルクティーを想像してもらえるような淡い色と、黒蜜が混ざった時のような濃淡をメインの背景として扱っています。
アクセントとして和紙のテクスチャも薄く敷くことでザラッとした質感を持たせて、彩度の低い赤と茶葉のような緑を使用して全体を引き締めるような色合いにしました。
■最後に仕組みについて
季節や流行りによってお茶の写真やインスタ写真を変更出来る形にするため、ギャラリー部分やインスタグラム部分を管理画面から写真差し替え可能な形式にしました。
インスタグラムは本来APIで対応可能でしたが、最近はバグなどが多いため敢えて管理画面で変更する方法で提案しています。
今後の更新も考えて店舗の追加も簡易的に行えるように、カスタム投稿に追加とその中でカスタムフィールド内での入力で完結出来る形を取りました。
PROJECT | 本格タピオカティー専門店 香茶様 公式ホームページ制作 |
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URL | https://xiangcha.jp/ |
CATEGORY | コーポレートサイト, ブランドサイト・サービスサイト,カフェ・レストラン・飲食・食品関連 |
CREDIT | デザインコーディング企画・提案ブランディングレスポンシブ対応SSL化対応 |
DIRECTOR | rikuto shouji |