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AIO勉強会 制作担当review01『デザイナー目線』

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こんにちは。デザイナーのmiyamotoです。
先日、社内で「AIO(AI Optimization)」についての勉強会が開かれたので、そのレポートを書きたいと思います。
最初は「また新しい横文字が出てきたな」という印象でしたが、話を聞いていくうちに「これは本当に、これからのWeb制作に欠かせない考え方だ」と実感しました。

AIOとは?SEOのその先にある考え方

AIOとは、AIにとって理解しやすく、引用したくなるように情報を設計することを指します。
SEOが「検索エンジンに評価されるための最適化」だったのに対し、AIOは「ChatGPTやGeminiなどのAIが正しく理解し、回答の中で取り上げたくなるようにする最適化」です。

つまり、「検索結果で上位に表示されること」を目指す時代から、「AIに取り上げてもらうこと」が新たなゴールになる時代へとシフトしつつある、ということですね。

たしかに最近では、検索する代わりにAIに直接質問する機会がめっきり増えました。私自身、気がつけば日常的にAIを頼って仕事を進めています。

「自然な文脈」で伝えることの大切さ

今回の勉強会で特に印象に残ったのは、AIOでは「キーワードを無理に詰め込む必要はない」という点です。従来のSEOでは、「狙ったキーワードをいかに盛り込むか」が重視されてきましたが、AIOでは自然な文脈の中でキーワードを使うことが大切になります。

「AI向けに最適化するのに、人間が読みやすい文章が必要」というのは、一見すると矛盾しているようで、実はとても合理的です。読みやすく、正確で、構造的に整理された文章こそが、AIにも人間にも評価される――そんな時代になっているのだと感じました。

これからのWeb戦略にどう生かすか

もちろん、SEOの重要性がなくなるわけではありません。
検索からの流入は今でも大切な経路ですし、「調べたいことがあって検索する」という行動自体は今後も続いていくでしょう。

ただ、AIがユーザーにとっての「答えの入り口」になるシーンは今後ますます増えていくと思います。
だからこそ、SEOをベースとしながら、AIOの視点も取り入れていくことが重要だと、勉強会で学びました。

  • 読む人にとって本当に役立つ情報を整理すること
  • 自分たちにしか語れない体験や事例を盛り込むこと
  • HTMLの構造化やFAQの充実など、見やすく理解しやすい形に整えること
  • プラグイン化による標準機能の提供をベースにしつつ、案件ごとに手動カスタマイズを基本とすること

まとめ

今回の勉強会を通じて一番強く感じたのは、「ユーザーのためになる情報を届けること」が、最終的にAIからの評価にもつながるということです。
AIOは一見すると新しい概念やツールに見えますが、その本質はとてもシンプルで普遍的。「誰のために、何を、どう伝えるか」という、情報発信の基本に立ち返る考え方だと感じました。

そして今回が、リースに入社して初めての勉強会。
みんなで新しいテーマについて意見を交わす時間はとても有意義で、次々と新しい技術や概念が登場するWeb制作の現場において、こうした機会はとてもありがたいです。

これからは「検索にも、AIにも選ばれる」ことを意識しながら、ユーザーにとって本当に価値のあるコンテンツ作りに取り組んでいきたいと思います。

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リースエンタープライズはお客様と寄り添い、
お客様と共に一つの問題解決に取り組みます。
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WEBデザイナー宮本
著者.
WEBデザイナー宮本
役職.
WEBデザイナー
社名.
株式会社リースエンタープライズ

幅広いデザインジャンルに精通し、丁寧なテキストライティングにも強みを持つWEBデザイナーです。 「見る人」「使う人」の視点を大切にしながら、クライアント様のご要望やイメージをしっかりとキャッチアップし、理想をカタチにします。 単なるデザイン制作にとどまらず、伝わる言葉選びや情報設計にもこだわり、サイト全体のクオリティ向上に貢献いたします。