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通勤時間が往復4時間の私が会社を辞めずに通勤を辞めた理由【ふるさとワーク vo.1】

働く場所にこだわる理由はなんでしょうか?

通勤時間が往復4時間の私が会社を辞めずに通勤を辞めた理由【ふるさとワーク vo.1】

【更新情報】この記事の企画は、2021年版のふるさとワーク2021として弊社の働き方改革に活用されています。

株式会社リースエンタープライズに所属している地方民です。

ネット、SNSが多種多様化している今で、IT・WEBという業種は切っても切れない仲でもありますが、そこで働く人の大半が抱えている問題も多種多様化している世の中だと思います。

労働時間、給与、人間関係、待遇など、会社によって様々ですが、私が何より深刻な問題として抱えていたのは “通勤時間” です。

私の実家は和歌山県、そして株式会社リースエンタープライズは大阪の南森町です。

【ふるさとワーク】地方民 怒りの通勤時間4時間ロード

そう、通勤時間は片道で2時間程往復約4時間の距離なのです。

……馬鹿じゃないの?

10代の頃ならまだしも、もう来年で28歳……いつまでもこの状態ではいられないと、将来的に考えても限界を感じたので一度会社に相談してみる事にしました。

[hukidashi2]という訳で、実は時間について悩んでいるんです[/hukidashi2]

[hukidashi1]うん、たしかに地方民さんは遠いよね
往復4時間ってよくよく考えると凄いし……[/hukidashi1]

[hukidashi2]長編大作映画「タイタニック」(3時間15分)前編・後編を観ても足りますし、何だったら最後ジャックが沈んで行くシーンの感動の余韻にも浸れますからね[/hukidashi2]

[hukidashi1]いつも通勤時間何してるの?[/hukidashi1]

[hukidashi2]行きは寝て、帰りは思考が死んでいますね[/hukidashi2]

[hukidashi1]読書とか、ネットサーフィンとかは……[/hukidashi1]

[hukidashi2]そこまで通勤時間中に意識高い系出していけないし、あまり私にとって有効的な時間の使い方ではないと感じています[/hukidashi2]

[hukidashi1]うん、単純に週5で計算しても、20時間は電車で揺られているだけの時間だからね[/hukidashi1]

[hukidashi2](数字で言われると余計に現実が悲しくなる……)[/hukidashi2]

[hukidashi1]うーん……ああ、でもそうだよね~……[/hukidashi1]

[hukidashi1]ちょっと、待ってくれるかな[/hukidashi1]

[hukidashi2]あ、はい[/hukidashi2]

かくして、私は待ちました。

そもそも引っ越せばいいじゃないかという話ですが、和歌山県の実家から出勤せざるを得ない事情にあり、そもそもの自分の “時間” について考え・疑問を感じていたのです。

今までの会社もそうでしたが、きっと給与面や勤務時間の変更を提案してくれるのだろうと思いました。
しかし、それは時間を得る代わりに、何かを失う前提の提案。
私もまぁそんなところだろうと妥協し、この時は大して期待していませんでした。

しかし、うちのぶっ飛んだ会社は違いました。



翌日「先日の相談の件について話したい」と、呼ばれた私は一人会議室へ。

[hukidashi1]実はこの間の相談の件なんだけどね[/hukidashi1]

[hukidashi2]はい(給与とか勤務時間の変更かな?)[/hukidashi2]

[hukidashi1]和歌山県で働いていいよ[/hukidashi1]

[hukidashi2]……え、なんですか?[/hukidashi2]

[hukidashi1]いやだから、和歌山県で働いていいよ[/hukidashi1]

[hukidashi2]……え、リピート・アフター・ミー[/hukidashi2]

[hukidashi1]何度言わせるのw 和歌山県で働いていいよ[/hukidashi1]

[hukidashi2]……はい?[/hukidashi2]

[hukidashi2]和歌山県って近畿圏内でもわりと忘れられがちで、名産といえばみかんだけど愛媛と被ってるし、最終的に梅干しで天下とってるあの和歌山県ですよね?
私が365日毎日通ってるあのWAKAYAMA KEN?
[/hukidashi2]

[hukidashi1]そう、その和歌山県[/hukidashi1]

[hukidashi2]……[/hukidashi2]

[hukidashi2]正気ですか??[/hukidashi2]

[hukidashi1]地方民さんの、上司に向かって自由なスタイル嫌いじゃない[/hukidashi1]

[hukidashi2]え、そんな事ありなんですか? でも、どうやって……働き方とか……[/hukidashi2]

[hukidashi1]できるんだよね[/hukidashi1]

[hukidashi1]ふるさとワーク、ならね[/hukidashi1]

[hukidashi2]……[/hukidashi2]

そう、これは自分の働き方に悩んだ、和歌山県在住の27歳WEBデザイナーが会社に相談した結果、スティーブ・ジョブズみたいな返しで謎の「ふるさとワーク」という、新たな働き方を提案された話です。

「ふるさとワーク」とは一体何なのか?

名前がダサかっこいいけど、私は和歌山県でWEBデザイナーとして働くことができるのか?

そして、これは私だけに関係している話ではないのです。
この記事を読んでいる全地方民へ。
今、一度考えてほしい「ふるさとワーク」の可能性を。

・私の様に地方に住みながら、都会で働く人
・地方で働き口が見つからない人
・もしくは事情によってこれから地方で職を変えないといけない人

これからその「ふるさとワーク」について、紹介していきたいと思います。

ふるさとワークとは

ふるさとワークとは

ふるさとワークとは株式会社リースエンタープライズが新たな取り組みとして生み出した、その名の通り ふるさと=地元 で働くワークスタイルです。

多くのIT・WEB業は都会での求人しかなく、地方に住む人はどうしても都会に引っ越し・もしくは長時間の出勤を余儀なくされているのが現状かと思います。

また、雇用側からしても可能性のある人材が、距離の問題で働けなくなるのは惜しい。

そして、それはこれから先も地方と都会の格差がある限り起こり続け、お互いの可能性を損失してしまうのではないのか考えた結果「ふるさとワーク」というワークスタイルを見出しました。

ふるさとワークは、「雇用する側・される側の抱える課題を解消し、可能性を捨てない」、というビジョンを掲げ、会社に所属するも、勤務地をその人の地方に合わせることで、地方と都会の企業側が抱える問題をなくそうという取り組みです。

ふるさとワークの今後と課題

ふるさとワークの今後と課題

ふるさとワークは生まれたばかりのプロジェクトです。

課題は山ほどありますが、ゆくゆくは全都道府県で同じ様に「距離」や「時間」が原因で働くことを悩んでいる人の為に活用できる形になるのが理想です。

ふるさとワークについて興味を持っていただいた方の中には様々な疑問が浮かんでいるかと思われます。

・働く勤務場所はどうなるのか?
・業務のやりとり、コミニュケーションはどう行うのか?
・どこの都道府県でも可能なのか?

など、今後【ふるさとワーク】という連載を開始しますので、その中で課題をクリアする取り組みついてご紹介し、プロジェクト実現をしていくことになります。

地方民がポロッと口に出したことがまさか、大きな企画、あらたなワークスタイルになるとは思っていませんでしたが、それを受け入れてくれたこの会社だからこそできる “新しい働き方” が誕生しようとしています。

ふるさとワークに興味がある方へ

ふるさとワークに興味がある方へ

ここで、地方民からのお願いです。
お問い合わせフォームと簡単なアンケートをご用意しましたので、どちらか片方だけでも構いません! ご意見いただければ嬉しく思います。

「地方から都会への通勤時間が長く困っている人」
「地方で働き口が見つからない人」
「都会で働いていたけれど、事情で地元に帰らないといけないから転職を考えている人」

是非、みなさんのふるさとワークに対する考え・気持ちなどをお聞かせ下さい。
そして、実際に「ふるさとワーク」を利用してみたいと思っている人も、お待ちしております。

働く会社にこだわっても、場所にこだわる理由はもうないのでは?

ふるさとワークアンケート

お問い合わせフォーム

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リースエンタープライズ レジェンズ
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リースエンタープライズを創業時期から現在まで中心となって支えてきた人たちが残したブログやクリエイティブ作品、そして日々学んだデザインやマーケティングなどに関する教養をまとめています。