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WIXやJIMDOでホームページを作るときに確認したい5つの要点

皆様、こんにちは!

WIX(ウィックス)やJIMDO(ジンドゥー)使ってますか?

無料で手軽にホームページを誰でも早く制作できるということで、何かと魅力的なサービスではありますが、果たして本当に良いことだらけなのでしょうか。

確かにメリットは沢山ありますが、大事なホームページを立ち上げるにあたって “デメリット” も知っておきたいところですよね。

もしホームページを持つ『目的』が、集客や売上向上、認知度アップなど、将来的な目標があなたの中でしっかり確率されているのであれば、是非WIXやJIMDOを利用する前に知ってほしい「確認したい5つの要点」をご紹介いたします。

WIXやJIMDOとは?

WIXやJIMDOとは、世界で何千万人に選ばれているクラウドベースのホームページビルダー。プロ並みの美しいホームページの作成を驚くほど簡単にしてくれます。プログラミングの知識がなくても、自由自在にデザイン可能。
参照元:WIX

プレミアムサービスによって費用発生する場合もありますが、原則として全て無料でホームページが開設できるのがWIXやJIMDOのサービスの特徴です。

誰でも簡単にホームページを持てるように。

このようなコンセプトでテンプレートを選んで自分の内容に書き換えるだけで誰でもホームページが作れるという画期的なサービスなんです。

さて、そんな画期的なサービスのどこを気を付けておくべきなのか?
早速詳しく紹介していきます。

WIXで確認しておきたいポイント1:独自ドメインがもてない?!

※有料プランは独自ドメイン取得可能

独自ドメインとはサイトURLのこと。

例えば、当サイトであれば独自ドメインは「wreath-ent.co.jp」です。

サイトのアドレスと言われ、GoogleやYahooを通さずともサイトに訪問してもらえる、サイトにとって最も大事な、ホームページの住所のような存在。

その独自ドメインが持てないとはどういう意味かと言うと、無料ブログサービスなどで良くある「ameblo.com/○○/」というように独自ドメインの後ろに固有のアドレスが付いてくるタイプになるということです。

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では、これが何故いけないのか? 続いて紹介していきますね

一.あなたのホームページであることが他人に認識されづらい

極端な話、会社名がリースエンタープライズであるにも関わらず、「example.com」というドメインでは非常にチグハグしていて気持ち悪いですよね。

そう考えると、ドメイン(URL)はホームページコンテンツのイメージや信頼性にも大きく関わって来るものではないでしょうか。
いわば『ブランド』を持つ上での大事な表記でもあると私たちは考えています。

また、ユーザーが直接ドメインを打ち込んでホームページへ訪問してもらう際にも、間違えやすく機会損失を与えかねません。

二.シンプルで美しく利便性のあるURLにならない

またこれらの決まったドメインに依存してしまうということは、URLが長くなりがちで、入力が面倒だという点も挙げられます。

ドメインは短い方が良いとされていて、長いドメインはSNS(Twitter、Facebook、インスタグラムなどのソーシャルネットワーキングサービス)での拡散時に邪魔になり、ユーザーが好まないという事が少なからずあり、あまり拡散されないという特徴があったりします。

短縮URLサービスを利用すればいいと思うかもしれませんが、それもまた多くの人が利用しているサービスであり、中には詐欺や勧誘へのリンクでこの短縮URLを見たことがある! と言うユーザーもいるでしょう。

やはりサイト名と関係のない名称でURLはこちら、と表記されていたとしても、関係のない名称のURLはユーザーが「詐欺のURLかもしれない」「なんだか怖い」と言った印象を与えてしまうかもしれませんね。

三.資産を奪われてしまう

まず大前提として、インターネットを介してホームページに掲載した情報というのは、あなたの資産になります。

「は…?」

意味不明かと思いますので、軽く説明いたします。

ホームページにあなたの情報(これは何でもOK、あなたのプロフィール・あなたの事業サービス内容・あなたの作品など)を掲載すると、インターネットを介して、世界全ての人がそれを見つける手段を得ます。

ということは、その情報を探していた人にとってはあなたの情報には価値があるわけです。
インターネットに掲載すればするほど、あなたの資産価値が増えるわけですね。

独自ドメインの場合は、インターネットに公開した全ての資産はあなたのものです。

しかし、「ameblo.com/○○/」や「wix.com/○○」「○○.wix.com/○○」など、ドメインが独自でないものは、ホームページに公開した資産はすべてameblo.comやwix.comに渡ってしまいます。

これって、滅茶苦茶もったいないんですよ!

WIXやJIMDOが何故無料でホームページを公開させることが出来るかというと、ここに旨みがあるからです。

あなたの情報としての資産を、WIXやJIMDOの中で知らず知らずに公開していくことで、「wix.com」や「jimdo.com」というドメインのパワーがどんどん上昇して、どんな言葉で検索してもwix.comやjimdo.comが一番に表示されるようになるのです。

もし、あなたが独自ドメインでホームページを始めていたなら、その資産は全てあなたのものだったのですから、勿体無い!

ちなみに有料プランでは、独自ドメイン設定が出来るので、結局無料ではなく有料プランへの切り替えが必要になってくるのです。

※追記:
有料プランに入り、独自ドメインを持っている場合であれば、Wixを辞めてWordpressなど他サイトに同ドメインで移転することができみたいですね。しかし、無料プランだとwixのドメインを使用することになるので、移転することはできません。

将来的に有料プランから引っ越しするつもりであれば、有料プランで運営を続けて、独自ドメインを育てておくという手も有りです。

WIXを確認しておきたいポイント2:独自のデザインが出来ない

ホームページの醍醐味といえば、デザインです。

デザインが何でもよければ、アメブロやfc2ブログでいいわけですからね。
自分のホームページが持ちたいというのは、かっこいいデザイン、オシャレなデザインでわかりやすいものが欲しいという欲望だと思います。

WIXやJIMDOではテンプレートが膨大に用意されていて、文章を変更するだけで簡単にホームページが作れることを売りとしています。

デザインには自由度の限度がある

最近は日本語テンプレートも増えてきて、使いやすくなっている一方で、例えば「この位置に大きくキャッチコピーを置きたい」「この英語の部分に日本語でかっこよくデザインを配置してみたい」と、いった時。

操作が難しく自分の力だけではどうしても思っていた通りのイメージに出来上がらない、PCとスマホで見た時ではデザインもまた違って思い通りにいかない、そんな歯がゆい思いをしてしまうでしょう。

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英語だとバランスが非常に良く、ただ書くだけで様(さま)になるので、日本語にしてみたらイメージと違った……ということもありますからね。

ある程度HTMLやCSSをカスタマイズして自分の手で変更する事はできても、どうしてもデザインの自由度の限界は存在するのが、こういったテンプレート系のデザインにありがちな問題です。
実際に白紙テンプレートというものも存在しますが「人とは被りたくない」「大切なコンセプトがあるからデザインにはこだわりたい」といった方には難しいかもしれません。

WIXを確認しておきたいポイント3:SEOに弱い?!

これは独自ドメインの話とつながってくるのですが、サービス上のドメインを使った場合どうしてもSEOに弱いという特徴があります。

SEOとは「Search Engine Optimization:検索エンジン最適化」を意味する言葉で、Webサイトが検索結果でより多く露出されるために行う一連の最適化施策を総称したものです。
参照元:SEOハック

またWIXやJIMDOのテンプレート編集はあくまでも見た目レベルの編集であり、コーディングをすることは出来ません。

WIXやJIMDOで制作された内部のソースコードを実際に見ると、自動で生成されてしまうため決して丁寧なものではないと感じます。
手軽に早くホームページができるツールやサービスでありがちなデメリットですね。

SEO(検索エンジン最適化)観点での内部施策が出来ないホームページは、余程のネームバリューのあるブランドやユーザーからの需要がない限り、ホームページを持っても上位表示が難しくなってくる場合もあります。

ホームページを作成したもののいつまでたっても、自分のサイトが検索結果の上の方に表示されない理由の一つとも言えるでしょう。

WIXを確認しておきたいポイント4:重い

WIXサービス自体が重いことはかなり有名です。

テンプレート編集画面が重い、スマホ用サイトが重い、パソコンサイトが重い、何もかもが重い!

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中には作業中にエディタの動作が固まるような事例もあると、公式のヘルプセンターにも記載がありましたので、作業中のデータがもしも保存できないまま固まってしまっては、かなり困りますよね……。

またサイトの表示速度はSEOにも関わってくる重要なことです。
サイト表示速度が遅いサイトはユーザーから嫌われ、必然的にランキングアルゴリズム、サイトとしての評価も下がってくると言われています。

速度に関してはあくまでも数あるうちの判断基準ではありましたが、2018年7月に本格的なアップデート「“Speed Update”(スピード アップデート)」を実地したことにより、サイト表示速度はこれまで以上にWEBサイト制作において重要視しなければいけない点となりました。

こういった観点から見ても、表示速度が遅い。
またそれを自身の手ではどうにも改善できないのは大きなデメリットかもしれません。

WIXを確認しておきたいポイント5:全て自己責任

WIXの良いところは簡単にデザインを編集できるところですが、残念ながらどんなことをしても全て自己責任です。

なにか触ってしまってデザインが崩れた、機能しなくなった等、自分で修正しなければなりません。

また、こういったときに電話で問い合わせをしたとしても、Wixでは英語、スペイン語、ポルトガル語での電話サポートしか現在は対応していないので、結局は自分で解決するしかありません。サンフランシスコには日本人のスタッフが常駐されているみたいですが、この方たちに繋がるわけではないので要注意です。

■弊社にてオリジナルホームページを制作した場合■

ご納品後も自社で運営していく中で困ったことが起きた場合、まずはヒアリングさせていただき、原因や解決策を調査いたします。

営業日、時間内であればお電話、またはメールは24時間受け付けておりますので、不具合サポートもおまかせください。

まとめ

WIXやJIMDOを使ってとても便利なことも多いですが、やっぱりいろいろと問題もありますよ!というお話でした。

理解した上で使う分には、非常に優れたサービスだと思います!

これからは、こういうサービスが当たり前になって、個人でホームページを持つという時代がすぐ来ることでしょう。

WIX等は海外発信のサービスなので、やはり使い勝手が悪いことも多いのですが、これからこの業界が流行り、日本企業からの進出が始まれば、もっと日本人向けのわかりやすいサービスに発展するのではないでしょうか?

僕はWIXやJINDOを批判したいわけではなく、もっと使いやすく便利になれば最高のサービスだと思うというお話でした。

WIXやJIMDOも良いですが、是非弊社にも一度ご相談ください。
お問い合わせは「06-6940-0662」または「お問い合わせフォーム」からお願い致します。

リースエンタープライズ レジェンズ
著者.
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リースエンタープライズを創業時期から現在まで中心となって支えてきた人たちが残したブログやクリエイティブ作品、そして日々学んだデザインやマーケティングなどに関する教養をまとめています。