病院・医院・クリニックのホームページ制作方法
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目 次
病院のホームページの作り方
どうもこんにちは、チーフデザイナーの塩谷朋広です。
各業種ごとでホームページの作成方法が異なることから、それぞれのホームページの正しいデザインについてまとめているこの連載、本日は病院(クリニック)のホームページ作成の際に気をつけておきたいことです。
この記事は、病院・クリニックを新規開業しこれからホームページを作りたい方、病院ホームページをリニューアルしたい方、そして病院ホームページ制作を依頼されたデザイナーの方に向けて書きます。
そもそも病院のホームページの必要性とは?
病院やクリニックを開業されている方の中には、ホームページの必要性がわからないという方もいらっしゃると思います。
それなりの金額を支払ってホームページを作成するわけですので、やはりメリット・デメリットについてしっかり把握しておきたいところです。
そこで病院ホームページの持つ役割について説明します。
ホームページが無いとどうなる?
例えば、あなたの病院のホームページが無い場合、初めての患者さんにとっては病院までのアクセス方法、電話番号、診療時間、診療内容などを知るすべがありません。
様々な状況下において手軽に検索できるのがインターネットの素晴らしいところ。
せっかく検索したのに、ホームページが無い状態では、完全な機会損失。とても勿体無いですよね。
さらにスマホの普及も相まってインターネット利用人口が急増し、もはやホームページの無い病院は、信頼すら薄れてしまいます。
病院の過当競争が激化している昨今、医療機関側も積極的にホームページを開いている。いまやホームページを持たない病院などないといっていい。だから、この情報化時代、ホームページのない病院は論外である。ただし、病院の住所、連絡先、診察時間などを並べただけの「お仕着せ情報」しか載っていない、いわゆる「客寄せ用ホームページ」ではダメだ。
引用元:こんな病院に行ってはいけない!16のチェックポイント
病院ホームページの目的を明確に
病院のホームページ作成するにあたって、「ホームページに何を求めるか」目的は重要な要素です。
- 病院を沢山の人に知ってもらいたい
- 病院の広報に活用したい
- ホームページで信頼を作りたい
etc…
とても大きな病院やクリニックでない限り、やはりホームページに求めるものは、この3つ全てではないでしょうか?
あなたがホームページに求める目的を明確にすることで、病院(クリニック)のホームページ作成がとても意味のあるものになります。
病院ホームページのデザインについて
目的意識をハッキリさせていると、ホームページ作成を依頼するときにもとても役立ちます。
こういう理由でホームページを作りたいという要望は、デザイナーにとってはデザインの大きな方向性・コンセプトになり、よりあなたの求めるホームページデザインに近づくことが出来るでしょう。
病院ホームページでやってはいけないデザイン
では、病院ホームページで見る悪い例を少しご紹介したいと思います。
1.奇抜すぎる
新しい事にチャレンジする精神はとても素晴らしいのですが、あまりにも奇抜すぎるデザインは病院のホームページには不向きとなります。
なぜなら、病院という施設は、お子様からご老人まで幅広い層の方が訪れる場所。
あらゆる層の人がわかりやすく、扱いやすいサイトであることが必要となります。
2.派手すぎる
原色をどんどん使った派手なデザインは、とても印象的で僕は好きですが、但し時と場合を選ぶ必要があります。
病院(クリニック)のホームページデザインでは、出来るだけ「清潔さ」「厳格」「技術の高さ」を売りにした方が相性が良いですので、あまり原色を使うとおかしいデザインになってしまいます。
3.情報がカオス
情報の詰め込みすぎ、デザイナーのスキル不足などで、そのページから患者さんが見たい情報までなかなか辿りつけないということがあります。
昔のSEO対策を意識しているのかなんなのかわかりませんが、テンプレートを使って安く同じようなデザインのホームページばかり作る業者に多い事例です。
個人的な感想ですが、病院のホームページはひどいデザインが多いように思います。
4.誇大広告
病院には、誇大広告をしてはいけないことが決められています。これを広告規制といいますが、キャッチフレーズを考える際は気をつけましょう!
100%完治できないものについて、「この病院では絶対完治できます」とは言ってはいけないというような規制です。
参考にできるグッドデザインの病院ホームページまとめ
では、どんな病院ホームページデザインが良いのか、参考にできる優れたデザインのホームページをいくつかご紹介します。
デザイナーの方はデザインのコツの参考にご覧ください。
とても見やすくてわかりやすい、病院ホームページデザインの参考として、とても良いデザインです。
白を基調として、おしゃれでセンスあるデザインに仕上がっています。
王道的なレイアウト、色使い、シンプルかつ洗練されたデザインが印象的です。
信頼感がデザインから伝わってくるのが良いですね。
わかりやすく、ユーザービリティも高いです。
奇抜すぎず、新しすぎず、それでいて個性のあるデザインに落とし込まれています。
なんというか、かっこいい病院ホームページという感じです。
パッとみてどのような病院なのかイメージができるホームページです。
人によっては少し文字が小さいのが気になるかもしれませんが、アイコンの配色が優しい色味になっているのがいいですね。
ユーザービリティの面でいうと、わかりづらい。
正直万人受けするデザインでは無いと思いますが、僕は好きです。新しい治療を積極的に取り入れているような印象をデザインから汲み取る事ができますね!
個性的で可愛いデザイン、なんだか信頼感も湧いてくる。
あなたはどんなホームページを作りますか?
最後に病院ホームページ作成の際のデザインのポイントを教えます。
ホームページの色味
病院(クリニック)では清潔感が大事です。やはりカラーは白を基調とするのが無難です。
差し色として、病院のキーカラーがあればその色を、無ければブルー系を使うと、病院らしい清潔感あるデザインに仕上がります。
ホームページのレイアウト
レイアウトはあくまでわかりやすいものに努めましょう。
お子様からご老人までが閲覧すると想定した場合、やはり奇抜すぎるレイアウトは不向きです。グリッドで綺麗に並べると清潔感も増し、グッドデザイン!
ホームページの写真や動画
写真や動画は効果的に使いましょう。
あまりに素人っぽい写真は不潔感の元となります。出来るだけプロのカメラマンに撮影を依頼するのが良いですが、予算の都合で難しい場合は、病院ホームページ用のフリー素材写真などを活用しましょう。
特に動画は、レイアウトで単調になりがちなデザインに華を添えてくれます。
多用するとサイトが重くなってしまいますので、適度に取り入れるとおしゃれです。
レスポンシブ(スマホ)対応は?
レスポンシブ対応は必須です。今や90%程度がスマホからの閲覧というのも珍しくありません。スマートフォンに最適化したデザインを用意することで、機会損失を防ぎましょう。
多くの人にホームページを見てもらうには?
WordPressなどを利用して、サイトが常に更新される体制を作らないと、広告費用をかけずに多くの人にホームページを見てもらうのは難しいでしょう。
沢山の人にホームページを見てもらうには、GoogleやYahooの検索で上位に表示されている必要があります。
これはSEOと呼ばれる施策で、SEOを意識しておかないと、せっかく作ったホームページへ誰も見に来ないという状態が出来上がってしまいます。
SEOは様々な専門的な知識が必要ですが、ホームページを依頼したクライアント様でも出来るSEO対策があります。
GoogleやYahooの検索で上位に表示されるには、常にホームページが更新され動いている状態である方が有利なのです。
なぜなら、ホームページが更新されるということは、ホームページに訪れた方に最新の情報を提供しているということだからです。
GoogleやYahooは、同じことが書かれたサイトが2つあれば、書かれている内容の中で最新の情報が盛り込まれているサイトを上位に表示させ、検索者により最新でより品質の高い情報が良く読まれるように順位付けしています。
だから、ホームページ作成時にスタッフブログなどを作って、常にサイトが更新され動いている状態をまずは作りましょう!
SEOに興味が湧いた方は、詳しくは弊社(06-6940-0662またはお問い合わせフォーム)までご相談ください。
以上、病院(クリニック)ホームページの作成方法でした。
弊社では病院(クリニック)のホームページ作成依頼をお受けしております。
ホームページ作成をご検討中の方は是非(06-6940-0662またはお問い合わせフォーム)までご相談ください。
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