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ちゃんと描いているつもりなのに雑に見える絵の共通点

雑に見える絵の共通点

イラストを描いている人で、清書しているつもりなのに出来上がった絵が雑にみえるとお悩みの方は居ませんか?

私は学生時代から「絵が雑だね」「落書きしかしないの?」といろいろ言われてきましたが、自分ではきれいに描いているつもりだったので、何が原因かわかりませんでした…。

仕事をし始めてから、なぜ私の絵は「雑な印象を受けるのか」を、指摘していただいたり、自分で気づいたことが有りました。

そこで今回は、「ちゃんと描いているつもりなのに雑に見える絵の共通点」について紹介したいと思います!

雑に見えるポイントを理解しておけばきれいに見えるコツもわかりますので、イラストを描かれる方は是非ご覧になってください!

雑に見えてしまう絵の描き方

線が閉じられていない

絵が雑に見えてしまう原因で、一番多いのが「きちんと線が閉じられていない」です。

線が閉じられていないと、勢いで描いている印象を与えてしまいます。髪の毛や指先などの線をちゃんと閉じておくことで綺麗な線に見せる事ができます。

写真1

色塗りをするときも、線がきちんと閉じられていれば、自動選択で楽に範囲を指定することが出来ます。

勢い良く描いても線を閉じることを意識して描いてみましょう!

また好みにもよりますが、口やまつげなど両端から描いて真ん中を空ける描き方をすると、人によっては自信がない描き方に捉えられるそうです。

薄くて細い線でもいいので、しっかりつなげるように描くことで回避出来そうです。

線の太さがバラバラ

コレは私が実際に指摘されたポイントですが、線の太さが統一されていないと線が雑に見えてしまうようです。

立体的に見せるために曲線や手前に来る部分を太く描いて、線を強調することは必要ですが、無意味に線の太さがバラバラだと雑な印象を与えてしまいます。

勢いでペンを払わずに、ゆっくり丁寧に描くと線の太さが均一になりやすくなります。

ペンタブでペンいれする方で、ペンの入り抜きになれていない場合は、筆圧感知を抑えめにしておくときれいに書きやすいかもしれません。

1本の線の長さが短く切れている

線がたくさんあると目が自動的に一番きれいな線を取るので、形が取れているように見えやすいですが、細かく途切れた線がたくさんあると雑に見えてしまいます。

線の本数を減らすと絵が寂しくなってしまう場合は、太いペンで長く繋がる線を描いてみましょう。

毛先が1本の線だけ伸びすぎている

人間の髪の毛は約10万本と言われています。絵を描く時に一本一本線で引くのは大変です。そこでイラストを描く時は、髪の毛を束にして表現します。

通常毛先に向かって細く描くのですが、ロングヘアーなど勢いをつけて線を引かなければいけない時この時勢い良く書きすぎると髪の毛がきちんと閉じられていなかったり、一本だけ一本の線だけ伸ばし過ぎたりしてしまいがです。

写真2

この伸ばしすぎた線があると、一気に髪の毛を適当に描いているような印象を与えてしまいます。髪の毛を描くときも、毛先がきちんと閉じるように、毛先に向かって細くなるように心がけて描きましょう。

参照元:髪の毛を増やす方法

写真3

以上、絵を書くときに、雑に見えないように気をつけたいポイントでした!

マンガや動きのある絵など、勢いをつけて描く事がいい場合もたくさんありますが、綺麗な仕上がりに見せたい場合は最後に紹介したポイントを見なおして修正を加えてみてはいかがでしょうか?

リースエンタープライズ レジェンズ
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リースエンタープライズを創業時期から現在まで中心となって支えてきた人たちが残したブログやクリエイティブ作品、そして日々学んだデザインやマーケティングなどに関する教養をまとめています。